第8回PGセミナーレポート「Webライターの請求書作成法」

2023年12月7日、第8回目のPGセミナーが開催されました。

今回のセミナーテーマは「Webライターにおける請求書の作り方※」。西田あずさ（以降：あず先生）が登壇し、クライアントとのお金のやり取りで必要になる請求書の作成方法や便利なツールについて詳しく解説してくださいました。

本記事では、セミナー当日の様子をライターズプラス講師の内田がお届けいたします！

本テーマの内容はライターズプラスを運営しているAMBER株式会社の顧問税理士からの指導をもとに解説されたものです。

Webライターが請求書に書くべき項目とは

まず紹介いただいたのが、本講義のメインテーマである「請求書の作り方」について。

請求書に記載すべき主な項目として以下の9つを、組み込む理由とともに詳しく解説いただきました。

解説のなかでは、フリーランスなら特に気になるインボイス制度のお話も…。

2023年10月1日に開始したインボイス制度においては「インボイス申請時に税務署から通知される登録番号」の記載が必須です。※参照：国税庁｜適格請求書等保存方式の概要

そもそも個人で活動していくならインボイスの登録は原則必要。セミナーではその点にも触れられており、参加者は「制度についてもフリーランスとして知っておくべきだ」と気づきをもらえたのではないでしょうか。

その他の項目についても具体的で分かりやすい解説があり、参加者は忙しくメモを取りながらセミナーを聞いている様子が伺えました。請求書は報酬に関わる大切なものなので、フリーランスとして正しく対応できるようになりたいですね。

なおWebライターの請求書作成方法については、あず先生の直筆ブログ「アズログ」でも詳しく解説されています。気になる方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね！

請求書作成に使えるツールの紹介も

請求書は必要な項目さえ揃っていればデザインは自由でOK。ただし、Web上で請求書を送付する場合はPDFにするのが基本なのだとか。その場合、手書きの請求書をスキャンしても問題はないそうですが、シンプルに面倒ですよね。そこで今回のセミナーでは、請求書作成に便利なツールも紹介していただきました！

まず紹介されたのは、表計算ツール（Googleスプレッドシート・Excelなど）と文書作成ツール（Googleドキュメント・Wordなど）。これらのツールであれば請求書を無料で作れます。「スプレッドシート 請求書 テンプレ」などと検索すると、無料でダウンロードできるフォーマットもあるとのことでした。

次にあず先生自身のおすすめとして紹介されたのが、MISOCAやマネーフォワードクラウド請求書などの請求書作成に特化したツール。

請求書作成に特化したツールを活用すると、作成時間が短縮できるだけでなく、豊富なデザインから好みのものを選べるので美しい請求書に仕上げられるとのことでした。※こちらもあず先生のブログで詳しく解説されています！

また今回紹介いただいた請求書作成に特化したツールのなかには、有料のものもあります。ですが無料ツールでも作成にかなり時間がかかるなら、それは無料とは言えません。あず先生からは「請求書作成に経費を使うかどうかは“自分の時給はいくらで、請求書を手作りするなら何分＝何円かかる”を考えて判断しましょう」といったアドバイスもあり、ハッとさせられた瞬間でした。

さいごに

個人で活動するWebライターにとって欠かせない請求書の作り方を学んだ今回のセミナー。

受講したメンバーからは、このような声が届いていました↓

やらなきゃいけないのは知っていましたが、実際にどうやって作るのかがふわっとしていたので、大変勉強になりました😊税金の種類や計算方法を具体的に教えてくださりとってもありがたかったです！実際に請求書を作成するときは今回のセミナーを見返します💪

今の本業は、お金に関することはすべて会社の経理がやってくれています。Webライターになるなら自分で請求書を作成しなければならないのですね😭大変そうですが、それがWebライター！今後Webライターとしてしっかり実績を作りたいので今日の講義内容をしっかり覚えます😍

請求書の作成に便利なツールを教えてくださりありがとうございました🥰講義を聞いていて必要な項目が多かったので、自分で作ると書き忘れがありそうと心配でした…。が、ミソカなどを使えば抜け漏れがなくて安心＆便利ですね！！しかも見た目がめっちゃ可愛いし、使いやすそうでした❤試しに無料で何個か作ってみようと思います👍

Webライターの経理処理は自己責任。一人前のフリーランスになるために必要な事務作業もマスターしていきたいですね。

ライター／内田